【建売住宅購入者70名に調査】建売の内覧チェックポイントは?住んでわかったリアルな本音

株式会社グランイーズ(代表者:石井陽子)は、建売住宅購入者70名を対象に「建売の内覧チェックポイント、住んでわかったリアルな本音」の調査を実施し、そのデータをまとめました。
これから建売住宅の内覧に行く方に向けて、実際に住んでいる購入者だからこそわかる「内覧で見ておくべきポイント」をお届けします。内覧や設備追加の注意点として最も多く挙がったのはコンセントの位置・数で、回答者の約半数にあたる70名中33名が触れていました。収納の見方や入居後に後付けした設備、満足度が高かった標準設備の声もあわせて紹介しますので、「住んでから見ておけばよかった」と後悔しないための準備に役立ててください。
グランイーズの施工事例で、
建売住宅の設備や
住まいの様子を確かめられます。
この記事でわかること
- 回答者の約半数が注意点に挙げた「コンセント」の後悔しない確かめ方
- クローゼットだけでは足りない?「外で使う物」の置き場まで見るべき理由
- 入居後に約3割が後付けした室内物干し、内覧で聞いておきたい「下地」のこと
- 住んでから「想像以上に役立った」標準設備と、追加工事を頼むタイミング
アンケート調査概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査対象 | 建売住宅を購入し、現在その住宅に住んでいる方 |
| 回答者数 | 70名 |
| 居住エリア内訳 | エリアに関する設問なし |
| 年代構成 | 20代以下7名/30代38名/40代15名/50代7名/60代以上3名 |
| 購入形態 | 建売住宅(居住年数は1年未満〜10年以上) |
| 調査方法 | インターネットアンケート |
| 注記 | 本記事は統計調査ではなく、実際の居住経験者の声をまとめたものです |
建売の内覧チェックポイントで最も多いのは「コンセントの位置・数」
建売の内覧や設備追加の注意点として、購入者70名中33名がコンセントの位置・数を挙げました。
「内覧で標準設備をチェックする際や、入居後に設備を追加する際の注意点」を自由記述で聞いたところ、最も多く触れられていたのがコンセントで、次いで収納が22名でした。いずれも選択肢から選んだものではなく、自由記述の内容をもとに集計した人数です。33名のうち30名は、位置や数を内覧で確認するよう具体的に勧めていました。
内覧・設備追加の注意点として挙がったポイント(自由記述・回答者70名に占める割合)
※自由記述をもとに、該当する内容に触れた人数を集計(1人が複数に触れている場合あり)。割合は回答者70名に占める比率で、小数点以下を四捨五入しています
コンセントに触れた人数は33名で、2番目の収納(22名)を11名上回りました。3位以下の項目はいずれも10名未満でした。
建売は完成した状態で内覧できるため、間取りや設備の見た目は確認しやすい住まいです。その一方で、家具や家電がない空間では、コンセントが実際の暮らしに合う位置にあるかまでは気づきにくいという声が見られました。ただし、後の章で紹介するように、標準のコンセント数に満足している居住経験者もいます。内覧チェックポイントとしては、数の多さだけで判断せず、使う場所に合っているかまで確かめることが大切です。
コンセントは「家具・家電を置いた状態」を想像して確認する
70名中12名が、家具や家電の配置を想像してコンセントを確認するよう勧めていました。
メジャーで測る、図面だけで判断しないなど、確認の仕方まで具体的に書かれた回答もありました。建売の内覧でコンセントを確認する際は、壁にいくつあるかを数えるだけでなく、ソファやテレビ台、冷蔵庫などを置いたときに使える位置かどうかまで見ておくと、入居後のずれを防ぎやすくなります。
内覧の時に夫と一緒に各部屋のコンセントの位置や数をメジャーで測りながら細かくチェックしておきました。図面だけでは気づきにくい家具の配置や家電の動線を事前にリアルに想像しておいたおかげで、入居後に追加工事をする際も最小限の費用と手間で済みました。
——30代の居住経験者
一方で、家具のない状態ではイメージしにくいという声もありました。
実際に家具や家電を使うであろう場所からコンセントまでの距離を確認しておかないと、延長コードまみれの家になる。
——20代以下の居住経験者
手持ちの家具のサイズをメモしておき、内覧時にメジャーで配置を確かめると、コンセントが家具の裏に隠れないかを具体的に判断できます。
分電盤・キッチン・屋外など見落としやすい電気まわり
70名中3名が、分電盤やアンペアなど電気の容量も確認するよう勧めていました。
※3名の回答をもとにした参考傾向です。
人数は少ないものの、自由記述ではコンセントの位置・数以外にも、建売の内覧で見落としやすい電気まわりの声が挙がっていました。ネットやLANの配線に触れた人も2名います(※参考傾向)。
コンセント位置・数、分電盤容量、エアコン専用回路、照明スイッチの動線、LAN配線の有無は必ず確認。後付けは高額化しやすい電気系ポイントです。
——50代の居住経験者
場所別では、冷蔵庫や調理家電が集まるキッチンのコンセントを挙げる声や、家の外に水道やコンセントがあるかを確認しておくとよいという声(参考傾向)もありました。入居後の後付けでも、コンセントの増設・位置変更を選んだ人が6名、屋外のEV用・防水外コンセントを選んだ人が3名(※参考傾向)いました。
キッチンのコンセントの位置や量は絶対確認した方がいいです。キッチンはコンセントを確実に使うのと、変な位置に冷蔵庫のコンセントがある家もあるため、(中略)そこはちゃんと見極めた方がいいです。
——30代の居住経験者
電気の容量や配線は見た目ではわかりにくいため、内覧時に担当者へ質問しておくと、入居後の追加工事が必要かどうかを判断しやすくなります。
建売の内覧で収納は「奥行き」と「外に置く物の場所」まで見る
建売の内覧や設備追加の注意点として、購入者70名中22名が収納の広さや使い勝手を挙げました。
建売の内覧チェックポイントとして、収納はコンセントに次いで多く触れられた項目です。自由記述では「住んでみると収納で困り始める」「荷物は自分の量以上に増えていく」など、入居後に物が増えてから収納の不足に気づいたという声が見られました。
建売の収納は、クローゼットや押し入れなど室内の収納が中心です。そのため内覧では、収納の数や広さだけでなく、手持ちの荷物がきちんと入るか、将来子どもの物や趣味の道具が増えたときにどこへ置くかまで考えておくことが勧められていました。
将来の子供やペット、趣味のアウトドア用品やその他の収納スペースの確保ができるのか検討した方が良い。
——20代以下の居住経験者
ただし、どれくらいの収納が必要かは家族構成や持ち物の量によって変わります。今の荷物量だけを基準にせず、数年後の暮らしを想像しながら内覧で収納を確認すると、入居後に後付けするものを絞り込みやすくなります。
室内収納は奥行き・棚板・扉の開き方まで確認する
70名中4名が、内覧では収納の奥行きまで確認するよう勧めていました。
建売の内覧で収納を見るときは、扉を開けて中の広さを見るだけでなく、奥行きや高さ、棚板の有無まで確かめておくと、手持ちの荷物が収まるかを判断しやすくなります。入居後に可動棚や棚受けレールを後付けした人も7名いました。
内覧ではコンセントの数だけでなく、家具を置いた後に使える位置かどうかまで確認した方がよいです。収納の奥行きや扉の開き方も、実際の家具や家電を置くと不便になることがあります。
——40代の居住経験者
棚板が標準ではなくオプションになっている物件もあるため、費用を事前に把握しておくとよいという声もありました。
クローゼットの棚板など、室内収納の棚板がオプション販売の場合は具体的な価格表をもらっておくといいと思います。
——30代の居住経験者
扉の開き方は、近くに家具を置いたときに干渉しないかで使い勝手が変わります。内覧時に実際に開け閉めしながら、家具の配置と合わせて確認しておくと安心です。
アウトドア用品・タイヤなど「外で使う物」の置き場を考えておく
70名中19名が、入居後に後付けした設備として屋外物置を選びました。
屋外物置を選んだ19名中14名が後付けのきっかけに挙げたのは、キャンプ用品や車のタイヤ、庭の手入れ道具、子どもの外遊び用のおもちゃなど、室内には置きにくい物が増えたことでした。居住年数別に見ると、屋外物置を選んだ人は居住3年以上の40名中15名で、暮らすうちに物が増えて必要になったという声もあります。
入居してしばらくすると、庭や玄関まわりに掃除道具や園芸用品、自転車用品などが増えて、家の中の収納だけでは収まらなくなりました。
——60代以上の居住経験者
建売の内覧では室内の収納に目が向きやすいものの、外で使う物の置き場は見落としやすいポイントです。
車のタイヤはどうしても屋外の収納になる。アウトドア用品も結局は外に置くことになり物置は必要になり後から設置した。
——50代の居住経験者
内覧時に敷地内を歩き、物置を置けるスペースがあるか、駐車スペースや通路の邪魔にならないかを確認しておくと、入居後の後付けもスムーズに進めやすくなります。
入居後に後付けした設備で最も多いのは室内物干し器具
建売の入居後に後付けした設備として、購入者70名中22名が室内物干し器具を選びました。
「標準設備だけでは足りず、費用を払って後から追加・工事したもの」を1つ選んでもらったところ、室内物干し器具(ホスクリーン等)やハンガーパイプが最も多く、屋外物置が19名で続きました。
入居後に後付け・追加工事したもの(単一回答)
※単一回答(最も当てはまるもの1つ)。割合は回答者70名に占める比率で、小数点以下を四捨五入しています。3名以下の項目は参考傾向。「屋外コンセント」は屋外のEV用・防水外コンセント
上位2項目の室内物干し器具と屋外物置で、合わせて41名でした。「その他」の13名には、カーポートや網戸、手すりなどの後付けのほか、追加工事をしていない3名の回答も含まれます。
後付けした設備を見ると、洗濯物を干す場所と、外で使う物の置き場という、暮らし始めてから必要性に気づきやすいものが上位に並びました。建売の内覧チェックポイントとしては、今ある設備を確認するだけでなく、「後から付けることになりそうなもの」を想定して、設置できる場所があるかを見ておくことが、入居後の出費を抑えることにつながります。
子育て世帯で目立った室内物干しの後付け
子どもがいる世帯48名中19名が、後付けした設備として室内物干し器具を選びました。
室内物干し器具を選んだ22名中14名が、梅雨の時期や雨の日に洗濯物を干す場所に困ったことをきっかけに挙げていました。子どもの成長とともに洗濯物が増え、ベランダや浴室だけでは足りなくなったという声も見られました。
昨年の梅雨時期、雨の日が続いて子どもの洗濯物が溜まってしまったときのことです。建売の標準状態では洗面所に室内物干しスペースがなく、2階の部屋までいちいち持って行って干す必要があり大きなストレスでした。
——30代の居住経験者
洗面所やリビング、2階のホールなど、普段の家事動線の中に物干しを追加したことで、天候を気にせず干せるようになったという声もありました。
共働きで夜に洗濯することが多く、標準の物干しスペースだけでは家族分の衣類を干しきれませんでした。リビング横の部屋に室内物干しを追加しました。
——40代の居住経験者
ただし、洗濯物の量や干し方は家庭によって異なります。家族の人数や洗濯の時間帯をもとに、どこに干すかを内覧前に決めておくと、物干しが必要な場所を判断しやすくなります。
内覧では「物干しを付けられる下地があるか」を確認する
70名中3名が、内覧時に室内物干しを付けられる下地の有無を確認するよう勧めていました。
※3名の回答をもとにした参考傾向です。
天井や壁に物干しを取り付けるには、裏側に補強用の下地が入っている必要があります。自由記述では、物干しや洗濯の場所を内覧で確認するよう勧めた人が6名おり、そのうち3名が下地にまで触れていました。
内覧時にはコンセントの数や位置だけでなく、「室内物干しを設置できる下地(天井裏の補強)が入っているか」を事前に確認することをおすすめします。下地補強がない場所だと追加工事の費用が高くなることがあります。
——30代の居住経験者
建売は完成しているため、壁や天井の中は見た目では判断できません。
建売は完成しているため見逃しがちですが、実際に住み始めると「ここに室内物干しが欲しい」「家電の配線が届かない」といった不満が出やすいです。入居前なら補強下地の有無や追加工事の可否を簡単に確認できるため、生活動線や家具配置を具体的にイメージしながら内覧することをおすすめします。
——40代の居住経験者
物干しを付けたい場所の候補をあらかじめ決めておき、内覧時に担当者へ下地の有無を質問しておくと、入居後の取り付けをスムーズに進めやすくなります。
物干しや収納の置き場所が気になったら、
内覧の前に
グランイーズへご相談ください。
建売の標準設備で満足度が高かったのは人感センサー照明
建売の標準設備で満足したものとして、購入者70名中21名が人感センサー付き照明を選びました。
「想像以上に役立った標準設備」を5つの選択肢と「その他」から1つ選んでもらったところ、玄関・廊下の人感センサー付き照明が最も多く、Low-Eガラスが13名、余裕のあるコンセント数が12名で続きました。
想像以上に役立った標準設備(単一回答)
※単一回答(最も当てはまるもの1つ)。割合は回答者70名に占める比率で、小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります
人感センサー付き照明は2位のLow-Eガラスを8名上回りました。「その他」の9名には、食洗機や浴室乾燥機、ウォークインクローゼットなどの声が含まれます。
人感センサー付き照明を選んだ21名中14名が挙げたのは、買い物袋や子どもで両手がふさがっているときにスイッチを探さずに済むことでした。
夕方に子どもと買い物から帰宅した際、両手が大きな買い出し袋で塞がっていたのですが、玄関扉を開けると同時にセンサーで照明がパッと点灯しました。
——30代の居住経験者
コンセント数に満足した12名の中には、延長コードを使わずに済むようになったという声もありました。コンセントは、位置や数が合っていれば満足につながり、合っていなければ後付けの理由にもなる設備です。ただし、標準設備の内容は物件によって異なるため、建売の内覧では照明やコンセントなどの仕様がどこまで標準に含まれているかを、資料と実物の両方で確認しておくと安心です。
建売の内覧チェックポイントに関するよくある質問
Q:建売の内覧で最も確認すべきチェックポイントは何ですか?
A:購入者70名中33名が、内覧や設備追加の注意点としてコンセントの位置・数を挙げました。そのうち30名は、位置や数を内覧で確認するよう勧めていました。収納の広さや使い勝手に触れた人も22名、家具や家電の配置を想像しながら確認するよう勧めた人も12名いました。
Q:建売の内覧でコンセントはどこを確認すればいいですか?
A:70名中12名が、家具や家電の配置を想像してコンセントの位置を確認するよう勧めていました。冷蔵庫や調理家電が集まるキッチン、家の外の水道やコンセントの有無を挙げる声もありました。分電盤やアンペアなど電気の容量に触れた人も3名いました(※参考傾向)。
Q:建売の内覧で収納はどう確認すればいいですか?
A:70名中4名が、収納の広さだけでなく奥行きまで確認するよう勧めていました。入居後に屋外物置を後付けした人は19名で、そのうち14名がキャンプ用品やタイヤなど外で使う物の置き場をきっかけに挙げていました。内覧時には敷地内に物置を置けるスペースがあるかも確認しておくと安心です。
Q:建売の標準設備で確認しておきたいものは何ですか?
A:想像以上に役立った標準設備として、70名中21名が人感センサー付き照明を選びました。次いでLow-Eガラスが13名、余裕のあるコンセント数が12名でした。標準設備の内容は物件によって異なるため、内覧時に資料と実物の両方で確認しておくことが大切です。
Q:建売の追加工事は入居前と住んでからのどちらがいいですか?
A:引渡し直後の一括依頼が70名中23名、暮らしてからのDIY・部分施工が21名と意見が分かれました。自由記述では、電気まわりは入居前にまとめて依頼してよかったという声と、数か月暮らしてから本当に必要なものを見極めたほうが出費を抑えられるという声の両方がありました。
まとめ
建売の内覧では、購入者70名中33名がコンセントの位置・数を注意点に挙げました。
- コンセントは家具・家電を置いた状態を想像して位置を確認する
- 収納は奥行きと、外で使う物の置き場まで見ておく
- 後付けが多かった室内物干しは、下地の有無を内覧で質問する
見た目の新しさより「暮らした後の使い勝手」を意識すると、入居後の後悔を減らせます。
